ハンドメイドイベント帖

カスタムオーダーで客単価を上げる方法

監修:B面(ハンドメイド販売コンサルタント)5分で読めます更新 2026/06/21

B面のことば

カスタムオーダーは、通常商品の1.5〜3倍の値段でも「それだけの価値がある」と感じてもらいやすいのが特徴です。ただしルールを明確にしないとトラブルになる。最初が肝心で、受注前に確認することを決めておくだけで、後が全然違います。

── B面(ハンドメイド販売コンサルタント・1,000名超指導)

「名前を入れてほしい」「サイズを変えてほしい」「色を変えてほしい」——カスタムオーダーの依頼は、通常の販売より単価が上がりやすく、作家にとっても嬉しい注文です。

ただし、確認不足・価格設定ミス・納期トラブルが起きやすいのもカスタムオーダーの特徴。ここで基本的なルールを整理しておきましょう。

1. カスタムオーダーの種類と価格目安

カスタムの種類価格の目安注意点
名前・文字入れ(刺繍・焼印等)通常価格の1.3〜2倍誤字確認が必須
色・素材の変更通常価格の1.2〜1.5倍素材在庫の確認が必要
サイズ変更通常価格の1.3〜2倍サイズ表・試着不可の説明
デザイン変更・フルオーダー通常価格の2〜3倍以上工数見積もりが重要
親子・お揃いセットセット割引で提供可追加制作コストを計算

2. 受注前に必ず確認すること

  • 依頼内容を文字で確認する(口頭NG・必ずメッセージで)
  • 納期の希望日を聞く(プレゼント予定日・イベント日を把握する)
  • 支払い方法と前払い・後払いのルールを伝える
  • キャンセルポリシーを明示する(制作開始後のキャンセル不可など)
  • 完成イメージを共有できるかどうか(難しい場合はその旨を事前に伝える)

3. 価格設定の考え方

カスタムオーダーは「素材費の4〜6倍以上」を基本に、追加の作業時間を上乗せします。名前入りなら1文字あたり〇〇円、サイズ変更は〇〇円プラス、という形でルール化しておくと対応がラクになります。

値段を安くしすぎると「何度も依頼したい」というリピーターよりも「このくらい安くできるなら」と値下げ要求につながることがあります。適切な価格で受けることが長続きのコツです。

4. 納期管理

  • 通常商品より余裕をもった納期を設定する(最低でも通常の1.5倍)
  • 工程が多い場合は途中経過をお知らせするとトラブルが減る
  • 繁忙期(クリスマス・母の日前等)は受注数を制限する
  • 制作中の修正依頼は原則追加料金・追加納期が発生することを事前に伝える

よくある質問

Q. カスタムオーダーはどこで受け付ければいいですか?

minne・Creemaに「カスタムオーダー専用商品」を出品する方法が一般的です。説明文に受注条件・価格・納期・キャンセルポリシーを明記しておくとトラブルを防ぎやすくなります。

Q. 前払いにした方がいいですか?

カスタムオーダーは前払い(または半金前払い)がおすすめです。制作に材料費・時間がかかるため、完成後キャンセルのリスクを避けるためです。

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