カスタムオーダーで客単価を上げる方法
B面のことば
「カスタムオーダーは、通常商品の1.5〜3倍の値段でも「それだけの価値がある」と感じてもらいやすいのが特徴です。ただしルールを明確にしないとトラブルになる。最初が肝心で、受注前に確認することを決めておくだけで、後が全然違います。」
「名前を入れてほしい」「サイズを変えてほしい」「色を変えてほしい」——カスタムオーダーの依頼は、通常の販売より単価が上がりやすく、作家にとっても嬉しい注文です。
ただし、確認不足・価格設定ミス・納期トラブルが起きやすいのもカスタムオーダーの特徴。ここで基本的なルールを整理しておきましょう。
1. カスタムオーダーの種類と価格目安
| カスタムの種類 | 価格の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 名前・文字入れ(刺繍・焼印等) | 通常価格の1.3〜2倍 | 誤字確認が必須 |
| 色・素材の変更 | 通常価格の1.2〜1.5倍 | 素材在庫の確認が必要 |
| サイズ変更 | 通常価格の1.3〜2倍 | サイズ表・試着不可の説明 |
| デザイン変更・フルオーダー | 通常価格の2〜3倍以上 | 工数見積もりが重要 |
| 親子・お揃いセット | セット割引で提供可 | 追加制作コストを計算 |
2. 受注前に必ず確認すること
- 依頼内容を文字で確認する(口頭NG・必ずメッセージで)
- 納期の希望日を聞く(プレゼント予定日・イベント日を把握する)
- 支払い方法と前払い・後払いのルールを伝える
- キャンセルポリシーを明示する(制作開始後のキャンセル不可など)
- 完成イメージを共有できるかどうか(難しい場合はその旨を事前に伝える)
3. 価格設定の考え方
カスタムオーダーは「素材費の4〜6倍以上」を基本に、追加の作業時間を上乗せします。名前入りなら1文字あたり〇〇円、サイズ変更は〇〇円プラス、という形でルール化しておくと対応がラクになります。
値段を安くしすぎると「何度も依頼したい」というリピーターよりも「このくらい安くできるなら」と値下げ要求につながることがあります。適切な価格で受けることが長続きのコツです。
4. 納期管理
- 通常商品より余裕をもった納期を設定する(最低でも通常の1.5倍)
- 工程が多い場合は途中経過をお知らせするとトラブルが減る
- 繁忙期(クリスマス・母の日前等)は受注数を制限する
- 制作中の修正依頼は原則追加料金・追加納期が発生することを事前に伝える
よくある質問
Q. カスタムオーダーはどこで受け付ければいいですか?
minne・Creemaに「カスタムオーダー専用商品」を出品する方法が一般的です。説明文に受注条件・価格・納期・キャンセルポリシーを明記しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
Q. 前払いにした方がいいですか?
カスタムオーダーは前払い(または半金前払い)がおすすめです。制作に材料費・時間がかかるため、完成後キャンセルのリスクを避けるためです。
関連記事
エリア別イベントを探す