ハンドメイドイベント帖

販売トラブルへの対応——クレーム・返品・発送事故

監修:B面(ハンドメイド販売コンサルタント)4分で読めます更新 2026/06/23

B面のことば

リピーターがついている作家は、お客さんからニーズや会話を自然と引き出せる人が多い。売ろうとするより、聞こうとしている。

── B面(ハンドメイド販売コンサルタント・1,000名超指導)

販売を続けていれば、いつかトラブルは起きます。クレーム・返品・発送事故——これらは「起きたらどうしよう」より「起きたときどう動くか」を先に決めておく方が冷静に対処できます。

誠実な対応がリピーターを作ることもあります。

1. クレームへの基本対応

まず「申し訳ありませんでした」の謝罪から入ることが鉄則です。たとえ作家側に非がない場合でも、「不満な気持ちにさせてしまったこと」への謝罪はできます。

  • 24時間以内に返信する(返信が遅いと不信感が増す)
  • 事実確認を穏やかに聞く(責める口調は避ける)
  • 解決策を複数提示する(交換・返品・割引など)
  • 最終的な決定をお客さんに委ねる

2. 返品・交換対応

返品・交換ポリシーはあらかじめ決めておき、商品説明に明記しておくことが重要です。未記載の場合はトラブルになりやすいです。

  • ハンドメイドは「一点もの」であるため、イメージ違いでの返品は原則お断りできる
  • 作品の不具合・説明と異なる場合は交換または返金が基本
  • 返品送料の負担先(作家・お客さん)を明確にしておく

3. 発送事故・遅延への対応

  • 配送業者への問い合わせを先にして追跡情報を確認する
  • お客さんに状況を先回りして報告する(待たせてから連絡はNG)
  • 紛失の場合は業者への補償請求を案内し、場合によっては再送または返金
  • 補償のある配送方法(宅配便・レターパックプラス)を使う癖をつける

よくある質問

Q. 悪質なクレームにはどう対応すればいいですか?

明らかに不当な要求は毅然と断っても大丈夫です。ただしプラットフォームを通じたやり取りは記録が残ります。感情的にならず「対応できる範囲」を丁寧に説明し、プラットフォームの問い合わせ窓口に相談することも検討してください。

Q. クレームがSNSに書かれた場合はどうしますか?

まず個別にDMまたはショップメッセージで連絡し、誠実に対応することを伝えましょう。公開の場での口論は避け、解決したことをそっと伝える形が基本です。

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