マルシェとクラフトフェアの違い:出店者視点で徹底比較
監修:B面(ハンドメイド販売コンサルタント)・約4分で読めます・更新 2026/06/18
ハンドメイドイベントを調べていると「マルシェ」「クラフトフェア」「てづくり市」など様々な名称が出てきます。それぞれの特徴を知ることで、自分の作品に合ったイベントを選びやすくなります。
名称の違い:実は明確な定義はない
「マルシェ」「クラフトフェア」「手づくり市」「アートフェア」に法的・公式な区別はありません。主催者が自由に名称を使っています。ただし、慣習的な特徴があります。
- マルシェ → フランス語で「市場」の意。食品・雑貨・ハンドメイドが混在することが多い
- クラフトフェア → 手工芸品に特化。審査制が多く、クオリティ管理がされやすい
- 手づくり市・てづくり市 → 地域密着型が多く、食品出店が許可されているケースも
- アートフェア → アート寄りの作品が中心。価格帯が高めになりやすい
審査の有無
最も実務的に重要な違いが審査です。
| 種別 | 審査 | 特徴 |
|---|---|---|
| クラフトフェア(大型) | あり(書類・写真審査) | クオリティ保証。競争率高め |
| マルシェ(大型) | あり(書類・写真審査) | ブランド力重視。実績が有利 |
| 手づくり市(地域型) | なし〜簡易審査 | 先着順や抽選のみのことも多い |
| 百貨店・施設POPUP | 主催者から声がかかる形式 | 審査より実績・フォロワー数重視 |
来場者層の違い
イベントの性格によって来場者が変わります。作品ジャンルとの相性を考えましょう。
- マルシェ(家族向け)→ ファミリー層・主婦が多い。実用的な布小物・食品・花が売れやすい
- クラフトフェア(こだわり系)→ ものづくりに関心が高い層。一点物・素材感のある作品が評価されやすい
- 大型イベント(HMJ・デザフェス)→ 若い女性・ハンドメイド好きが多い。トレンド感のある作品が有利
- 地域密着型 → 地元のリピーターが来やすい。顔なじみの関係を作りやすい
出店費用の目安
規模・知名度によって大きく異なります。
| 規模 | ブース代目安 | 例 |
|---|---|---|
| 大型全国イベント | 3〜8万円/回 | HMJ・デザフェス・ヨコハマHM |
| 中型県内最大級 | 1〜3万円/回 | 都道府県のハンドメイドフェスタ等 |
| 小型地域マルシェ | 3,000〜1万円/回 | 公園・商業施設のマルシェ |
| 手づくり市 | 1,000〜5,000円/回 | 寺社・公園の定期市 |
よくある質問
Q. マルシェとクラフトフェア、初心者はどちらから始めるべきですか?
小規模な手づくり市やマルシェから始めることをおすすめします。審査なしで出店経験を積み、ディスプレイや接客を磨いてから審査制のクラフトフェアに挑戦するのが現実的です。
Q. クラフトフェアとマルシェで売れる商品は違いますか?
違います。クラフトフェアは素材感・オリジナリティが評価されやすく、ファミリー向けマルシェでは実用的で手に取りやすい価格帯が売れやすい傾向があります。